私は2018年11月にICND1、2019年3月にICND2に合格しました。

(CCENT(ICND1)の資格は2020年2月24日をもって廃止するそうです。 2019年8月12日 追記)

その経験をとおしてCCNA(ICND1/ICND2)の学習法を解説していきたいと思います。

今回の資格試験で一番大事だと思ったのは「目標」です。

詳細は以下をご一読ください。

そして、これからネットワークエンジニアとして頑張りたい方、

現役で今勉強している方も参考になると思います。

私の簡単な経歴です。

■経歴

業種 在籍期間
ネットワーク・サーバ保守・監視業務 8年
社内ヘルプデスク 1年
Oracle高速DB 検証作業補助 1年
社内システム運用管理 1年
ネットワーク設計/構築業務 ※今ここです 半年

CCNA取得するには2っの方法があります。

CCNA1回で試験し、合格する。

CCNA(ICND1/ICND2)2回に分けて試験し、それぞれ合格する。

(CCENT(ICND1)の資格は2020年2月24日をもって廃止するそうです。 2019年8月12日 追記)

CCNAを取得するには1回で試験するか、2回に分けて試験するか本人の意思で決められます。

私は、2回に分けて試験することをおススメします!

何故なら、試験1回と比べ範囲が少なりますが、逆に深い問題が出題されます。

初心者は特にですが、技術スキル向上を目指すなら基礎的な部分を理解して次に進んだ方が良いと思います。

※早くCCNAを取得したい場合は、試験1回の方が無難です。

それぞれメリット・デメリットを以下にまとめました。

試験1回(CCNA) 試験2回(ICND1/ICND2)
メリット ・まとめて勉強することができるので勉強時間の短縮が望める ・試験費用を分散することができる

・出題範囲がCCNAより狭いため、各項目を重点的に学べる

デメリット ・試験範囲が広い

・不合格時の試験費用負担が大きい

・2回に分けて試験を行うのでモチベーションが低下する恐れがある

・勉強時間が増える

(CCENT(ICND1)の資格は2020年2月24日をもって廃止するそうです。 2019年8月12日 追記)



目標を決める

目標を設定することで、モチベーション低下を抑える効果があります。

私もそうでした。仕事・プライベートが忙しくなると勉強が思うように進みません。

何故なら、「甘え」と「慢心」がでてくるからです。

どうせ、「追い込んで勉強すれば大丈夫だろう」とか、「休日に纏めて勉強すれば大丈夫だろう」、「仕事が忙しいからしょうがいない」とか言い訳してあまり勉強していませんでした。

結果、前回勉強した内容を忘れる⇒前回の勉強を復習⇒また忘れる⇒前回の勉強を復習と無限ループにはまりました。

本気で合格したいなら、何のために試験を受けるのか目標を決めるべきです。

目標を定めたおかげで、無限ループから脱出することに成功しました。

 私は以下の目標を決めました。

  • 基礎的なコマンド/ネットワークの基礎を理解する
  • 技術スキルを向上させる通過点として、試験合格を目標とする
  • 定めた試験日までに必ず試験を受ける

単純な目標にみえるかもしれませんが目標をたてたおかげで合格したと言ってもいい程、重要だったと思います。

目標を決めておきましょう。



学習ツール

私のオススメ教材は、ping-tと黒本です。まずは、ping-tで基礎を学びます。

・Ping-t

有名な学習ツールです。ICND1、LPIC1など問題を無料で学習できます。

ICND2、CCNA以上は有料になります。

・黒本(問題集)

暗記すべき箇所や、試験対策に必要な知識も分かりやすくまとめてます。演習問題もたくさん収録してますので、Ping-tとセットで実施すると効果てきめんです。読者限定無料特典でスマホからでも学習ができるので、通勤・通学の電車内でも、ちょっとした学習ができて、便利です。



※ICND1、ICND2は廃止されましたが、参考資料のためにそのまま載せておきます。(2021/01/02追記)

新Version対応のおススメ書籍は以下です。↓(2021/03/14追記)

学習方法【おすすめ】

まずはPing-tから始めた方が無難です。

理由は、初心者でも安易に始められ解説も丁寧に記載されています。

スマホからでも操作が可能なので初めはPing-tで知識を得る ⇒ 黒本(問題集)の順番で進めた方が良いと思います。

私もその方法で勉強をしていました。

学習の流れを以下に記載します。

  • Step①

Ping-tのピックアップ問題集を全て銀以上にします。

  • Step②

ピックアップ問題集を全て銀にしたら模擬問題集を8~9割取得できるようにします。

  • Step③

Step②の不正解問題をStep①で復習します。

  • Step④

黒本の全問題を910割正解できるようにします。

  • Step⑤

試験を受けましょう。高確率で試験に合格できると思います。

 

学習は毎日やりましょう!!

1日でも怠ってしまうと、前回学習した箇所を忘れてしまうので毎日、30分、1時間でも続けることが大切です。

私もこれを毎日通勤の行き帰りと空いた時間でやってました。

勉強時間は1日大体、30分~2時間ぐらいですね。これを繰り返します。

 

休日は、早朝から学習することをおススメします。

朝は脳が一番スッキリと整理されているためです。

詳細は、割愛しますがこの方法が一番効率良く学習ができます。

私の場合は、近所のカフェやファミレスで6:30~14:00頃まで勉強してました。

 

まとめ

最後にまとめを以下に記載します。

  • CCNA(ICND1/ICND2)は2回にわけて実践することをおススメします。

※早くCCNAを取得したい場合は、試験1回の方が無難です。

  • 目標とスケジュールを明確に決めます。
  • 使用する教材は、Ping-t、黒本(問題集)が無難です。
  • 30分でもいいので毎日、勉強します。
  • 休日は、朝一から勉強すると勉強効率が上がります。

私の場合は、CCNA取得まで半年間かかりましたが、

上記の要点を理解し、行動に移せるなら2~3ヶ月間で取得できると思います。

仕事務めの方は大変だと思います。隙間時間を有効的に使っていきましょう。



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