転職をしたい方へ
私はこれまで6回、転職をしてきました。
「別の会社に転職したいけど、転職するにはどうしたらいいのか分からない。」「面接の採用率を上げたい!」
という方に私の経験をとおして解説していきたいと思います。
少しでも転職の後押しになれれば幸いです。
【実績】
転職回数 | :6回(IT系:4社、営業系:2社) |
面接通過率 | :80% |
面接回数 | :15回中12回、合格 |
転職するには、大きくわけて5つのステップがある。
まずは過去の業務を洗い出します。
メモ帳などに今まで行ってきた業務を具体的に書きだします。
具体的に記載できるいいです。覚えてなければざっくりでもいいので説明できる範囲でまとめておきましょう。
以下は、記載例です。
例①
Oracle高速DB 検証作業補助
・機種名 :製品名
・OS名 :Red HatLinux7.4
・人数 :3名
【1】検証環境構築補助
【2】性能調査業務
例②
社内システムの運用・保守・調査分析
・OS名 :Windows2008 R2
・データベース: HP Service Manager
・使用ツール :ITILに基づいたIT運用管理ツール(HP Service Manager と連動)
・人数 :6名
【1】社内アカウント管理
・新規/退場に至る各システム利用の設定に関わる業務
【2】社内利用者のからの要望対応
・IT運用管理ツールの改善要望対応
– HP Service Managerを利用した、IT運用管理ツールの制御
求人サイトの登録
経験上、即効性が高いのは、「リクナビ」、「DODA」などですが、上記以外の求人サイトに登録しておくのもいいと思います。
ハローワークでの求人広告もありますが、応募書類作成・送付の手間がかかってしまうのであまりおススメできません。
企業選び
皆さんはどのような基準で企業を選んでいますか?
まずは、現時点の収入を上回る企業を選ぶことが重要ですよね。
企業選びを間違えてしまうと、折角転職したのに年収が下がって しまった。
ということもあるかもしれません。そうならないように月収と年収をまとめておきましょう。
それと福利厚生の充実性や売り上げが好調な企業を選ぶと良いと思います。
逆に売り上げが不調やコンプライアンスの意識が低い企業はおススメしません。
その辺りの情報は、インターネットや転職会議のサイトを利用して事前に確認しましょう。
なるべく、自身が経験してきた業務・スキルを活かせる職種に限定して選んだ方が良いです。
理由は、年収の減額や企業側から早期の資格取得を促されます。
仕事と資格取得の同時進行は、意外に両立が難しいです。
ましては期限を設けられた場合、プレッシャーは相当なものです。
家族がいる場合、時間を確保するだけでも大変なので、なるべく負担がかからないようにした方がいいです。
履歴書・職務経歴書について
履歴書・職務経歴書のフォーマットは、インターネット上に流通しているものを
利用しましょう。
理由は、市販のものは履歴書・職務経歴書で各200~300円(4枚入り)で、
お金と手書きという費用と時間ロスが発生します。
以前は、手書きで書いた方が慣習的に良いとみられがちでしたが、
今ではパソコンを活用した方がパソコンスキルと作成能力をアピールすることが
できます。
★おススメサイト
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/sample/download
書き方のポイントは以下です。
- 履歴書
– 志望動機
– 自身のスキルを具体的に
⇒ 企業側が知りたいのは「何故、弊社を選んだのか?入社したら何をしてくれるのか?」です。
会社を選んだ理由と何が出来るかアピールするために具体的に記載します。
- 職務経歴書
– どれくらいの規模で何の業務を行ってきたのか。時系列に沿って記載します。
– 使用したツール、製品名、OS、言語なども併せて追記しましょう。【IT系】
– 何の商材をどのくらい売上げたのか実績も追記しましょう。【営業系】
面談
面接時に聞かれた一覧を書き出しました。事前に纏めておきましょう。
- 自己紹介
- 志望動機
- 職務経歴書の経緯説明
- 一番、大変だったトラブル事例
- あなたはそれをどうやって何をしていたのか。
- 得意分野
- 短所・長所
- 将来どうなりたいのか(キャリアプラン)
- 他社の応募状況・面接状況
- 最短入社日
- 逆質問(2~3個程用意)
- 御社が求める人物像
- 面接合否の結果連絡
- 連絡手段(メール・電話)について
- 配属先の環境(人数・年齢など)
面接時のポイントを以下に記載します。
前提条件
- 大きな声で明るくハキハキと喋る。
- 面接官の目を見て話を聞き、目を見て話す。※重要
- 少し口角を上げた笑顔で話す。※重要
- 一方的に長く喋らない。
- 返事は「は~い」ではなく、「はい」とスマートにする。
- 椅子に腰かけるときは、深めに座る。
- 手は膝の上におく。
- 面接当日、指定された場所には遅くとも10~5分以内到着しておく。
- 面接官を電話で呼び出す場合は、以下の電話応対を行う。
- 例:「本日、○時から面接予定の(フルーネーム)です。○○様は、いらっしゃいますでしょうか。」
- 面接官こられたら鞄はしっかり手に持ち、「本日は、宜しくお願いします」と軽くお辞儀をする。
- 面接室に先に誘導されたら「失礼します」と軽くお辞儀をして部屋に入る。
- ※先に面接官が部屋にいる場合は、ドアを3回「コン、コン、コン」優しく叩き、返事があったら「失礼します」と一言伝え、入室します。
- 椅子に座らず、座るよう誘導されたら「失礼します」と一言伝え、着席する。
- 鞄は、地面におくようにする。
※面接官が威圧的な感じだったり面接官(上司同席の場合)が委縮している場合は私の経験上、パワハラ体質の企業と判断します。
転職活動後にやるべきこと
勤め先企業へ退職報告を行います。
内定をもらったら、勤めている企業へ退職願いの伝えます。
労働基準法では、退職前の2週間前までに退職届けを提出するとあります。
ですが、実際は引き継ぎ期間等も考慮すると2~3ヶ月前が円満に退職できるラインだと思います。
円満な退職をしたい場合は、2~3ヶ月前に退職届けの提出した方がよいでしょう。
退職後のハローワークでの手続きを行います。
退職後、ハローワークでの手続きが必要となってきます。
事前に以下サイトを確認して手続きの流れを確認しておきましょう。
https://www.ecareerfa.jp/know-how/guide/step05/28
最後に
まとめると重要なポイントは以下です。
- 今までの業務を洗い出す。
- 売上が好調な企業を選ぶ。
- 自身が経験してきた業務・スキルを活かせる職種に限定する。
- 履歴書・職務経歴書のフォーマットはインターネット上に流通しているものでOK。
- 履歴書の志望動機理由は、具体的に。入社後、貢献できるスキルを記載する。
- 洗い出した業務を職務経歴書に記載する。プロジェクトの規模感や使用していたツールなど。
- 製品、OS、言語を具体的に。営業なら何の商材で売上げ規模を記載する。
- 面接対策は、志望動機、職務経歴を説明できるようにする。
- 過去起きたトラブル対応事例を考えておく。
- 入社後、どのようになりたいのかキャリアプランを考えておく。
- 面接時は、明るくハキハキと面接官の目を見て聞く、話す。
- 顔の表示は、少し口角を上げた笑顔で話します。
- 転職活動後に退職報告。
- ハローワークでの手続き。
【Tech Stars Agent】
今まで転職を6回してきて感じたのは、事前準備が合否を左右するということです。
時間をかけすぎるのは非効率的ですが、正しい手順を踏めば思ったより時間はかかりませ
ん。後は本当に転職したいかどうかだと思います。
悔いのない人生を送るためにも計画的に即行動をしていきましょう。